それからケーキ屋さんを出て二人並んで歩く。
「もうそろそろ帰る時間だね。」
「はい、」
送ってくよ、と一言言って隣を歩く先輩は紳士で、
今日はいろんな先輩が見れたなと頬が緩む。
家の前について先輩とお別れをする。
「今日はほんとにありがとうございました!!
すっごく楽しかったです!!」
「こちらこそありがとう。
改めてお誕生日おめでとう」
「へへっ、ありがとうございます」
「じゃ」
「はい、また!」
先輩の姿を曲がり角まで見送って玄関に手をかけると
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…