「先輩今撮りました?!」



「ごめんごめん笑、今日のかわいい柚乃とこのケーキ屋さん。まるでお姫様みたいだなって。」



先輩の言葉に顔が熱くなる。

先輩は先輩なだけあってやっぱり余裕そうだ、そんなことを考えているといつの間にか手を引かれてお店に入った。



ショーケースに並ぶケーキはどれも可愛くて美味しそうで、迷ったけど安定のショートケーキに決めた。



「んん〜!!おいしい!!!」