「空汰先輩!!!」


「お!柚乃おは…よ…」


私を見るなり固まる空汰先輩


「先輩???」



いつか先輩がしてくれたみたいに、先輩の視線の前でゆらゆらと手を降る


「あぁ、行こっか!」




それから空汰先輩が連れてってくれたのは水族館。


「柚乃とイルカショー見たいんだ」


と無邪気な先輩はちょっぴり可愛くて、いつの間にかどんどん時間がすぎる。