そんなとき、 不意に聞こえた声。 誰の声かも分からない‥‥低くて暗い声。 「我等ハ鬼ナリ‥‥神ガ消エタ今‥‥コノ世界ハ我々ノモノダ‥‥」 そして高らかな笑い声とともに学校のホールは消えた。 ある一つの問題を除いては‥‥‥。