「うわあ、びっくりした!
何、つか、白じゃん。
あげは、一緒じゃないの?」

ソファに座っていたレイは、目を丸くして見てる。


ベッドに丸みのある何かがいた。


「ーーあげはが、亡霊に捕まった」









それは、最悪な事態。






「は?


亡霊?
何、それーー「レイ、言わなかった訳?

亡霊は、芹山龍一人で来ないとダメって。
どうすんの?
龍が行かなきゃ、あげは、奴らの'"オモチャ"にされるかもなんだよ!!」






絶対に、、




誰にも渡したくないって思った。


だけどーーーー






あげはが、信じて待ってるのはきっとーー




龍だろう。