ねえ、龍ーーーー。

龍と、あげはの間に大きな壁がある。




スマホを、握り締めながらーーーー

願った。




二人の邪魔をしないでくれ、とーー。


「ーーーー、龍のバカ野郎が!!」








ただ、走って汗だくになりながら向かったのはーードラゴンくんのお部屋。


何が、ドラゴンくんの部屋だよ。
ふざけんな!!





「あ、白。
あげは、どうした?」


シュウ達が、たむろしてるドアまで来ると。





「そこどけよ」


シュウ達を、睨みつけた。




「ーー白、どうした?ーーーー!?」

ガシャーン。




おじさん、蹴破ってごめんなさい。


ただ、それだけが気がかり。