しかし、正規の試験とは違い、追試のような試験だったため、特には話題にはならなかったのだが・・・。
それもこれもロークの支えがあってこそだ。
爵位が上がってもロークにはいつまでたっても頭の上がらないリズ。
なぜ、そのロークがこの城の執事をしているのかは、リズ自身未だにわからない。
おそらく、というより、絶対に、リズより頭はいいはずで、すぐにでも正規の試験に合格できる実力はある、と思う。
そう、提案してもいつも一蹴されてしまう。
そう、広くはない城の自室に向かう。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…