「私仁菜子を友達って思ったことないの」

嘘だよ。こんなの嘘だよ。仁菜子は私の親友だよ。

「え？嘘でしょ...」

「本当だよ！仁菜子美人だから一緒に居たらモテそうじゃん」

確かに仁菜子は美人だけど。モテたいから一緒に居たんじゃないよ。

「何……言ってるの!?琴葉。」

「“琴葉”そう仁菜子に呼ばれるたんびにイライラしてた。」

嘘だよ。琴葉って呼んでもらえてすごい嬉しかった。

「馴れ馴れしく呼ばないでよ。私仁菜子の事凄くウザいと思ってた」

「え！？そうだったんだ。そっか。、ごめんね。」

仁菜子謝らないで！嘘だってきずいて！

「だから、これからはもう喋らないで！」

「そっか。……分かった……」

なんでそんなに泣きそうな顔するの!?

「バイバイ仁菜子！」

バイバイ！バイバイ！本当のサヨナラだよ