「バスケ、ほんとにやらないのか?」 ふっと、真剣な表情になった。 「んーまあ。でも、今日はちょっと楽しかったよ。ありがと。」 これは本心。楽しいなって思えた。 神崎蓮がなにか言いかけようとしたが、 「はい、この話はおしまい。もう遅いし帰ろ?」 神崎蓮は諦めて、しぶしぶ頷く。 そして、不本意ながら一緒に帰路についたのであった。