翔くんが奪われる・・・

しかもわたしの親友の手によって・・・

そんなの・・・そんなの・・・

ゆるせないっ!!!



さなちゃんが教室から出ようとするのを

わたしは強引に引き止めた

「なにすんのよっ!触んな!」

「さなちゃんまじで許せないから」

「はっ?」

──バシッ──

わたしはさなちゃんの頬をおもっきしなぐった

「つっ!痛ってなぁぁこのクソアマめっ!
わたしの顔に傷ついたらどうすんのよっ!!」

さなちゃんの右ストレートをかわした

もう1発なぐってやる!!(҂˘̀^˘́)ง


「やめろよ」

殴る直前で誰かに阻止された

だれだよっ!許さん!

「女同士の殴り合いはやめとけ
顔に傷ついたらどうすんだよ?」

「タケシ・・・!」

さなちゃんがびっくりしてる

まさかこの女・・・

タケシにも手を・・・・・・

「つーか絢香
今の会話翔に聞かれてたらやばいんじゃね?」

「そりゃそうだけど・・・」

「ふっ好きな人の前では態度変わるわけ?
このメンヘラ女」

「は?私を殴れなかったくせになにいって・・・」

「ハイハイやめなさい
もうそろそろみんな来るからここまでにしとけ」

仕方ない・・・今日はここまでにしとこ

明日はさなちゃんの骨を折ってやる

私は大人しく座った





「なんで喧嘩したんだよさな」

「タケシには関係ないじゃん」

「そうだけどよ・・・」

まだまだ恋に波乱がある予感・・・?