「そして、ケン王子達は悪魔の住む城へ辿り着きました」


「マリア姫!助けに来た!」




「貴方は誰?」


「私はケン王子!さあ!城へ戻ろう!国王様がまっている!」




「駄目です!ケン王子、逃げて!皆、悪魔にやられました。悪魔は強すぎるのです!
私なんかのために、もう皆を犠牲者を増やしたくはありません!




……私は、悪魔の嫁になると決意しました…」



「決して悪魔の嫁などにはさせない!」



「何を騒いでる」


「っ!!」

「貴様は誰だ」




「私はケン王子だ!お前を倒しに来た!そしてマリア姫を返してもらう!さぁ!勝負だ!」

「ぶひひ!!」

「がおぉー!!」


「そんな事はさせない。いいだろう。お前達を今日のディナーにしてやる」






「ケン王子…っ」





「マリア姫は心配そうに見守り、そして、悪魔とケン王子の闘いが始まりました。それはそれは激しい闘いで、何方もボロボロになりながらも、勝負は一瞬にして決着が着きました」




「はぁーーー!!!!」




グサっ





「っぐぁーーーー!!!くそっ!貴様なんかにっ!」




ドサッ