来るな来るなと思っていた放課後は、直ぐに来た…。
「さ、これから2人で練習始めるよ」
「はい…」
「じゃあこれから台詞を噛むごとにキスね」
「なっ!き、きす!?」
葉山君からの爆弾発言…。
え、頭がついていけない、、、。
キスってことは、口に…っ!?
いくら私に触るのが平気でも、、、。
「キスって言っても、口じゃなくて…」
葉山君は自分の頬に人差し指を当てた。
「っ、、」
「もしかして、口かと思った?ふっ俺はどっちでもいいよ?」
イタズラっぱく笑う葉山君。
「ななっっ、」
「冗談だよ。そんなに顔真っ赤にしなくても」
「っっ」
葉山君が悪魔に見える、、、。