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「はぁはぁ、はぁ…」
走り疲れた…。
「とーちゃーく!!あれ!!私達の方が早く着いた感じ?」
「それは当たり前だよぉ、集合時間より30分も早く着いちゃったんだから〜」
走る意味があったのかな…。
汗かいたし、喉乾いた…。
「もおー!男だったら1時間前でしょ!!」
「いや…そんな人滅多にいないよ、、、」
「尚斗達来るまで暇だね、あ!待ってる間、何か飲み物を飲んで待ってよ!」
「うん」
雪ちゃんは切り替えが速い…。
私達はそれぞれ自販機で飲み物を買い、集合場所で飲みながら、尚斗と葉山君が来るのを待っていた。
「あず、ちょっと場所移動しようか」
「うん?」
どうしたんどろう。雪ちゃんの様子がおかしい気がする。
「おー!ここに可愛い子が2人!どぉ?これから飲みに行かない??」
私の後ろから突然、知らない男の人が私たちに絡んできた。
「…ぇ」
周りを見渡す限り、私達に言ってる事だよね?
「はぁ。私達未成年なので。それに待ち合わせしてるので」
「なあ?いいだろ〜??」
雪ちゃんの話なんて聞いてない…。
「ぅひゃっっ」
男の人が私の腕を掴んできた。
……気持ち悪いっ。
「ちょっと!!やめてよ!!あずから離れて!!」
雪ちゃんは必死に私を助けてくれるけど、知らない男の人は更に力を加えた。
「めっちゃ可愛いからさぁ〜」
「いたっっ」
っやめて、、。
「もー!!尚斗と葉山!早く来なさいよ!」
尚斗っ!
葉山君っ
助けてっっ!!