「でもね、まだ許してないよ」
「…ぇ?んんっあっ!!!」
さらに首筋にキスをされ…
「っん!…ぁっいたっっ!」
首筋にチクリと痛みが走った。
「ふっ」
秋君が微笑んだ。
「秋君…何をしたの?」
「ん?それは梓が…他の男に目をつけられないための印?」
印?
首筋に印…。
「…っあ」
き、キスマーク。
また一気に赤面。
「分かったみたいだね」
「う、うんっ」
さ、さすがに私も…分かる……。
「ふっ…でもね、梓が悪いんだよ??
俺を妬かせるから」
秋君はまるで、悪魔のような微笑みでそう言った。
「っ…!」