「あ、そうだ。もう少ししたら、ちょっとしたイベントがあるらしい。それに参加しようと思ってるんだけどいい?」


「イベント…?」

「どんなイベントよ」

「それはお楽しみって事で」



な、何か…こわい。


「何かめちゃくちゃ怪しいけど、私は良いわよ」

「俺もいいぜ!秋からの誘いだからな!」


「梓は?」


「私も大丈夫です」


皆が参加するんだったら。



「フッ…じゃあ、皆決まりな」



わ、笑った!?


え、やっぱり…何か、、、。


「…やっぱ、何か企んでる!!」

「やっぱり、俺は不参加…で」


「わ、私も…」


「もう決まった事だからね。むーり。
それに…もう登録してあるしね」




「ひっ」

「っ」

「こわっ」


「だから、逃げられないよ?」


「は、葉山こそが悪魔よ…」

雪ちゃん!そんなこと言ったら後が怖いよ!

「俺は従います!」

尚斗はもう従順!?



「あず!やっぱり、こんな悪魔とは早く別れた方が身のためだよ!」


「え、あ、ぁいや…」


雪ちゃんその発言は…。



「あれ、梓は俺とは別れないって即答出来ないのかな?」


ひいぃ!!





ピンポンパンポーン


放送?

「?」



「13時からカップルイベントを開催致します!!ぜひ、ファミリーステージ広場に遊びに来てください!お待ちしております!」




「行くよ」


「え!!」

「は!?」

「も、もしかして…」