ジェットコースターが終わり…









「はぁー!やっぱり快感って感じ!!」

「何かこう、スッキリだよな」

「そうそう!」


「私も」


ジェットコースターに乗ると
気持ちが晴れるって感じで、ほんと気持ちいい。



だけど、秋君大丈夫かな…。

チラッと秋君の表情を見て見た。


「……」




か、顔が真っ青!?



「あ、秋君大丈夫!?」

「…」


反応無し…。


「え、どうかしたの?」

「どうした?」


「ぁ、いや…」



無理してる…。




「秋君はジェットコースター苦手らしいの」

「こら、梓」


あ、つい言っちゃった…。



「う、うそー!!」

「まさかの弱み」

「ぷはははは!!!!」


雪ちゃん大笑い。


そして秋君は、

「…」



表情が怖いです…。


「いや、苦手なら言えよなー」

「ぷふふ!可愛いところもあるのね!」


まだ笑いが止まらない雪ちゃん。



「梓お仕置き」


「え?」


グイッ

いきなりだ腕を掴まれて抱き寄せられた。



そのまま顔が近づき…




ちゅ♡




「っ!!」


人前での…き、キス。

恥ずかしいっっ。



「内緒だったのに言っちゃうから。
梓にはこれが効果的だなって思ってね♪」


「…はい。こ、これから気をつけます」




「今回は梓にお仕置きしたけど…
2人にだって有り得るからね」





ゾワッ

今度は雪ちゃんて尚斗の顔が真っ青になった。

「あ、あれ??私達の見間違いだったかも!
葉山の顔、真っ青じゃなくてクール!そうクール!!ね!尚斗!」

「そうだな!クソイケメンだもんな!」



ご、誤魔化してる…。
誤魔化しきれてないけど…。



「ふっ、アホだね」



「ぁ…」



秋君の笑顔にキュン死…。