「お待たせした!チョコレートパフェと、いちごパフェになります!」
「ぁ、ありがとうございます」
「では、ごゆっくりどうぞ!」
私はウエイトレスさんの人につられて、ぺこりっとお辞儀をした。
「梓はどこか行きたいところある?」
行きたいところ…。
「んー」
思いつかない、、、。
「じゃぁ、大川さんと出かけて楽しかった所は?」
楽しかったところ……あ!
「遊園地かな…1年くらい前に行った時、また行こうねって約束したから」
あの時、私じゃない位テンション高かっな。
「なるほどね。1つ提案があるんだ」
「提案?」
「俺と梓、それと大川さんと尚斗。この4人で、遊園地に行こうか」
4人で?
え、て言うか…
「い、いいの?」
「どうして?梓が行きたいところだったらどこにでも行くよ」
や、優しすぎる…。
「でも、秋君人混み苦手なんじゃ…」
「それはもう心配いらないよ。梓がいるからね」
「ぅ…れいし」
なでなで
頭撫でらてた!?
「あ、秋君?」
「梓が可愛いからつい」
かっかわいい…
「ぁ、秋君は私に優しすぎだよぉ」
時々意地悪なところあるけど…。
「梓だけだよ。こんなことするのは」
ま、またそんな事っ!
しかも、笑顔プラスっっ。
…私を心臓を停止したいのかな。
ニヤッ
「その時は、俺がたっぷりと心肺蘇生してあげる」
「ひっ」
だから、なんで私の思ってること分かるの!?
そして秋君の表情は何かを企んでいるよう。
な、何か危なげな予感…。
「今から練習しとく?」
「!?…あ、いや、けっこう、デス」