そのあと、私達は教室に戻った。
しーーーーーん
そして、教室は凍り付いていた。
「…何これ」
「雪パワーだよ…」
「雪ちゃん何したの…」
「ん?何のこと??」
しらばっくれる雪ちゃん。
「…」
「…」
「…」
「…」
皆が黙ってしまった。
恐るべし雪ちゃん…。
「あずさちゃんっ!!!ごめんなさいっっっ!!!!」
中山さんは顔を青ざめさせながら土下座してきた。
そ、そこまでしなくても。
って思ったけど、隣に雪ちゃんがいるから……
何となく察してしまった、、、。
それと、ネックレスも返してもらった。
秋君にまた、ネックレスを付けてもらった。
「よし、出来た」
「ありがとう」
すると、秋君は優しい表情で私を見る。
「…?」
「梓、これからずっとよろしくね」
「こちらこそ、よろしく!」