あんず「グスッ…はる…グスッ…き…」











はるきは無言で私を抱きしめて

頭を撫でてあやしてくれた














すごく落ち着く














あきら「君さ何したかわかってる?

いって…」














はるき「それはこっちのセリフだろ」















あきら「ハハッ君は勘違いしてるみたいだね

あんずちゃんと僕は両思いなんだよ」
















え?













はるき「そうなのか?」














はるきは抱きしめながら顔を下に向けて







私に聞いてきた













両思いなんてありえない











思いっきり横に振った
















はるき「違うってよ

勘違いしてんのお前の方だろ」
















あきら「っな!」