俺は、甚平に着替えてネックレスを着ける。
財布に携帯。
準備をしていると、鏡が目に入る。
髪の毛が立ってる…
急いで洗面所に行き、整える。
腕時計を見ると、二時半…
意外にも苦戦してしまった。
俺は急いで家を出て鍵を閉めて…ダッシュ!
彼女のプレゼントは、しっかり持っている。

駅に着いたのは、五分前…
彼女は既に居た。
「ごめん。寝坊した。」俺は近寄って言った。
「大丈夫。私も今来たばかりだから。」彼女は優しく微笑んだ。