俺は、次の日秋星に
「花火大会。一緒に行かね?」と言った。
秋星は、なぜかニッコリとして
「うん!」と言った。
「じゃあ、連絡先交換して?」と俺が言うと、彼女は快く承諾してくれた。
俺は、三ヶ月の間秋星の連絡先を聞いていない事に、今更気が付いた。

俺が家に帰ると、また手紙が来ていた。
“宮家 湊様
この手紙が届くって事は誘えたんだな?
で、この花火大会の日は秋星の誕生日だ。
そこで、任命!
彼女は、朝顔が好きだ。
だから、誕生日までに朝顔がモチーフのネックレスを探して買っておけ!
いいな?”
朝顔のネックレス…
俺は、一つだけ当てがあった。