「詩之川!詩之川!聞いてるか?!」


「わっ!」


「わっ!とはなんだ!ありがたいお話だぞ!」


「・・どうでもいい話だよ。」


ボソッと言った雨之瀬君の声。


「おい雨之瀬!今なんていった?!」


「すんませーん!」


わーラッキー。話それた。


キーンコーンカーンコーン・・・


やった!終わった!


「雨之瀬!ちょうどいい!前のテストの追試だが、お前の結果、ギリギリだったんだぞ!・・・」


ながながと続く、先生の話。


授業2分前。やっと終わった話。


雨之瀬君は、勉強をしっかりやることを約束して、離してもらった。


それと同時に麻鈴ちゃんたちがやってきた。