夕方。
観覧車に1時間待ち、やっと乗れる!
「ねぇ、あれ学校かな?」
「ちげぇだろ」
向かい合って座って外の景色を見る。
お互い高いのは平気!
「なぁ、左手貸せ」
左手?
壱馬に何も言わず手を差し出す。
何するんだろう………手相占いとか?
なわけないか!
壱馬にそんなこと………
「壱馬、それ何?」
「指輪」
薬指にはシルバーの指輪がはめられてる。
「な、何で!?」
「何でって。ホワイトデーだから?」
「デートがお返しじゃないの!?」
デートはついでて、指輪が本題ってか!
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…