むしろ?行けなくて良かったかもしれない。




元日も過ぎ、壱馬には会えない日々が続き。




それでも今日は会えるかも!



かもじゃなくて、絶対!



だって、始業式だもん!3学期ですよ!




「咲良おはよ!正月ぶり〜!」




「おはよ〜」




「何ぷくってなってるわけ?」




愛心が私の前の席に座って話を聞く。




「聞いてよ!壱馬が!」




「相馬が?」



「式のためだけに学校行くの面倒だから休むって!!何それ!酷い!」




「相手が相馬だから仕方ないんじゃない?」




「仕方なくない〜!」



机の上に伏せて言えば、愛心が私の髪の毛で遊び出した。