え、えぇぇぇぇぇ!!!
と、とんでもないこと聞いちゃった…………。
「さて、そんな相馬の心は奪えたの?」
その質問に速水野々香は答えることなく走って去ってしまった。
「咲良〜いるんでしょ?出ておいで〜!」
ゲッ!!
バレてる…………。
恐る恐る、愛心の前に行く。
「な、何でバレたの?」
上手いこと隠れてたはずなのに!
「普通にガラスに映ってるから!」
あはっ!
「………愛心、私………」
「ゴメンね、咲良。何度もあたしに話しかけようとしてくれてんのに素っ気無い態度とって」
「そんな!私が悪いんだし!」