でも、もう昼休み終わっちゃう‥。


私が時計を見たのを気づいたのか及川さんは‥


「時間なら大丈夫よ。皆には桜木ちゃんと話したいことあるからって言ってるから時間は気にしないで」


そう優しく微笑みかける及川さん。


「‥入りたての頃、橘さんに教えていただきながらずっと違和感がありました。利用者さんと関わるのは確かにベテランです。でも、不器用なのか1つのことをするとそっちにかかりっきりになってしまって橘さんは周りのことが見えてないときがあります。でもそれを言えるわけでもなく、橘さんも私にとってはすごく大切な人だから、、だから、私は橘さんも周りのことが見えるように環境作りをしてましたがそれを返って橘さんの機嫌を損ねてしまったのか橘さんはそれから私に当たりが強くなりました。今まで橘さんもできてたことなのにそれを全部私に押し付けるようにしてなにもしなくなりました。さすがに1人で全ての量をこなすことは私も正直きついです。」