「あのさ、俺、名前もなにも知らねーけどお前を一目惚れで好きになってんだ」


え‥


「こんな俺でもチャンスあるなら欲しいと思ってる。ちょっと考えて欲しい。それじゃ‥」


そう言って恥ずかしそうに去っていく彼の裾を掴んでこう言った。


「私もあなたの事好きです‼︎」


彼はびっくりしていた。