そして、いつもの時間帯に噴水広場へと向かった。


そこには走っている彼がいた。


この人だったんだ。


彼は私に気づくと息を切らしながら走ってきた。


「ハァ‥ハァ‥またなんかあった‥⁇」


彼は私の顔を見て次にこう言った。


「いや、違うか。何か見つけた⁇」