そう言って歩き出す男の人の後ろを付いていった。


目的地まで3分だった。
そこは、バスケコートだった。


歩いていた男の人はいきなり止まってこっちを向いた。


「お前さー、もっと危機感持った方がいいよー。」


そう言ってバスケットボールを取り出し、指でボールをクルクル回しながらこう言った。


「もし俺があぶねーやつでお前を襲ったらどーすんだよ。女だから力もねーし抵抗できねーだろ」