瑞癒と皇子様は毎晩池の前で一緒にすごすようになりました。

一緒にいる時間が増えるたびにお互い好きになっていきました。

皇子様は次期皇帝ですが、瑞癒がお父様の側室なので自分の側室にも正妻にもできないことに悩んでいました。
自分が皇になったら宮中の掟を変えてでも瑞癒を正妻にしようと決めました。

皇子様はそのことを瑞癒に話すと、涙を流し喜びました。