純が爆笑を終えると
突然、純は

「なんかね、俺、姫華に一目惚れ
って言ったけど、一目惚れ
じゃない気がする。」

本当に突然発した言葉に
目をまん丸くするあたし。

「どういうこと?」

「んー、多分俺は姫華の
その声とか性格とか仕草とか
全部ひっくるめて
今は好きな気がするんだよね。」

何秒かの気まずい沈黙が
ながれた後に

「そりゃね?最初は話したことも
ないし、初めて姫華見て
可愛いなぁって外見だけ
だったけど(笑)
なんか、ちょっとの会話とか
メールとかしてくたびに
いいなぁって思って…
昨日ずっと考えてた。」

「うん…」

そんなにあたしのこと
真剣に考えてくれてたとは…

「んでさ、俺正直めっちゃ
姫華のこと好きだかんね?
まじ真剣に。
こういうのベタなのかも
しんないけど。」

なんかなんかなんかーっ
胸がきゅんきゅんしますけどーっ!
あたしは純のこと好きなんだと思う。
だって、意識しちゃってるし
ドキドキが止まらない。