学校に着いて、
あたし達はすぐ屋上へ。
あたし達はそこらへんに
座り込んだ。

「克君達いつ来るの?」

「んー、もうすぐ。
純君も来るって。」


「そう。」

本当は"げ、まぢで?"
と思っても舞子には言わない。
気まずいとか言ったら
何言ってんの!だいたいあんたは…
とか言って
説教みたいなのくらうし。

舞子はあたしとちょっと離れたところで
屋上からの景色を見ている。

10分くらいしてから
屋上のドアが荒々しく開いて
2人が来た。

「ちーっす!」

克君はすぐに舞子を見つけて
手を振った。

「克ーっ!こっち来てー!」

あー、はいはいはいはい。
初っぱなから2人で
ラブラブタイムですか。
おめでたいことで。
こっちの気も知らずに…
舞子と克君は向こうらへんで
2人で座ってイチャイチャ
……見てるだけでうぜぇ。