「あぁ・・なぁ、その怪我誰にやられたんだ?」



怪我?



あっ、そっか湿布を貼ってくれたってことは怪我を見たってことだよね。



「誰にやられたのって、転んだだけだよ?」



「馬鹿か、転んで出来る怪我じゃねぇだろ。
それ、誰かに殴られんだろ?まぁ、言いたくねぇんならいいけど。」



やっぱり、不自然すぎるよね。



顔以外に打撲があるなんて。



でも、しょうがないから。



凌駕が私のこと恨むのは仕方ないもんね。



私を恨むことで凌駕も保ってるんだよね。