その日の放課後、教室にて。
「みちる、どうしたの?ボケッとして…帰んないの?」
どうしたって…
「あのさ…相賀くんと付き合うことになった…」
「えぇ!マジで?!」
「うん…どうしよう?」
相賀くんといると罪悪感で窒息死しそう。
「まぁ…いいんじゃない?イケメンだし」
そういう問題じゃないんだけど…。
「付き合うのは別にいいんだよ?ただ…嘘をついたままっていうのが嫌なんだよ」
でも…今さら言えないよなぁ。
あんな笑顔見せられたら…まさにあれだ。
守りたいこの笑顔ってやつ。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…