ダッシュで学校に着いたときにはすでに1時間目は終わりそうで、
あたしは残りわずかな時間を保健室で過ごそうと考えた。
保健室の先生は不在で、あたしはまっすぐベッドに向かい倒れ込む。
「はぁ〜…」
なんか朝から疲れた。
昨日遅かったしな…。
おもむろにケータイを取り出すと、メールが5件。
2件は友達。
学校にまだ来てないあたしを心配する内容だった。
くだらない。
残りの3件はオヤジからの援交のメールだった。
そのうちの1つは昨日の斉藤さん。
次に会う日を尋ねてきた。
会いたくない。
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