夜、8時00分 あたしはいつもの場所へ向かう。 約束の場所はいつものお洒落な喫茶店。 ドアを開けると既に席で待ってるその人物。 名前は斉藤和也(サイトウカズヤ)。 歳は42。 奥さんと子供2人は別居中。 そんな彼はあたしに気づくとにっこり微笑み“藍菜ちゃん!”と手を振る。