そんな今日は、その珍しい日。 近藤瑛人が学校に来たのは4時間目の途中だった。 テスト週間だから午前中で終わるのに。 一体何をしに来たのか不明である。 あいつは今日も明るい茶髪に崩した服装。 怪訝そうに見てるあたしに気付いたのか、鋭い目付きであたしを睨む。 「何。」 そう言ったのは近藤瑛人だった。