「河井!」
名前を呼ばれたあたしは
慌てて振り返った。
廊下には
普段ここには来ない人‥
あたしは驚いて
持っていたほうきを
床に落とした。
「なんだ‥掃除かよ。」
冷たいこと言うこの人は‥
矢島‥
あたしの彼氏。
「はぁ‥」
矢島の息は少し上がってた。
慌てて走ってきたみたいな‥
「なに見てんだよ‥。」
恐い目であたしを見る。
なにって
そっちが呼んだんじゃん‥。
「ちょ‥待ってるから、
早く終わらせろ。」
あたしは
落としたほうきを拾って
急いでゴミをはいた。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…