「…は、隼人?…お前がこれやったのか?」


隼人は訝しくこっちを見て答える。


「そうだよ。すげーだろ?」




「…はぁ?意味解んねぇよ。急にこんな事起こってさ…」




隼人は呆れた様に、首を振った。


「あのな、人っていうのは毎日違う行動をしている様で、実は毎回一定になる瞬間があるんだよ。」

「ああッ!?どういう事かさっぱり解んねぇよ」



「…やっぱりお前ダメだな、理解力がない。例えば1時はウチの学校では授業が始まる時間。そしたら生徒はどうする?」



「…、席に座る…。」


「そうだ。俺はそれを利用して全員が一度に死ぬ様に、時限式プラスチック爆弾を仕掛けた。」





「時限式プラスチック爆弾!?」