鳴瀬普通にバスケ上手じゃん。


なんで部活入らないんだろう。


いつも暇そうだから勝手に帰宅部だと思ってたけどなんか部活入ってるんかな。


「鳴瀬くんかっこいいじゃないの!」

「う、うん。かっこいいね」

「あ、流星だ」

監督らしき人と話していた流星くんもシュート練に加わった。


3Pのラインからバンバン打ってスパっとシュートが決まっていく。


気持ちいいくらいのゴール音である。


私も運動ができれば楽しいんだろうなー。


俗にいう運動音痴という部類に属する私は、


カリンに無理やり誘われた手芸部の幽霊部員である。


部活には月1回行けばいい方かな。


部に所属して1年経つが、手芸は未だにできないし、まず挑戦したことない。


いつもカリンの話し相手をしている。