帰ってきたら、ベッドにダイブ。


やっぱり進は芽衣の事が好きなのかな?


そう思い始めて少し経ったら、メールがきた。



【今日の七海、元気ないよ?大丈夫?】


芽衣からのメールでいかにも私を心配してくれたような内容だった。



【大丈夫だよ】


嘘をついてメールを送り返した私は、胸の鼓動がやけに早く、今日芽衣が言った一言一言が私の心に傷がついた。



その時、家の窓の外には真っ黒なトンネルみたいな空に、輝いている星が見えたのがわかった。