「石栗ー!!七海起きたよ!早く起きろ!」


芽衣が進を起こそうとするけど反応しない。


そのまま、授業は始まり芽衣と話をしている。


「最近有岡と話してないんだよねー最悪」


久しぶりに芽衣から私に恋バナをしてくれた。


「芽衣から話してみれば?」


嬉しそうな顔をした芽衣。


すると、いきなりムクっと立ち上がった進がいた。


「やっと…」


やっと起きたんだぁっと言おうと思ったら、芽衣は進のもとへ駆け寄り進と話し始めた。


私も行こうかとおもったけど、芽衣はなんで私の言葉を消してまで、進の方へ行くの?



これが不思議でしょうがなかった。