「先生に呼び出しくらって、なかなか部活へいけませんでした。すいません。」


私は意外と真面目に、嘘をつき志乃先輩は、優しく許してくれた。



「今度からは気おつけてね」


「はい」


先輩に言い終わると、シュート練に混ざり芽衣に驚いたように聞かれる。

「石栗とはどうだったの?」


「まって。後で話す」


芽衣にはしっかり、進との出来事を全部言うつもりだ。


「七海って石栗と何かあったの?」


何回もこの言葉を1年生に言われる。


そのたんびに私は、進と一緒に先生に怒られたっと、まるっきりの嘘をついた。


部活が終わり帰り道になると、風は南から北へ吹いている。


汗をかいた後だったから肌寒く感じた。


信号が赤になると、鞄についてたマスコットがとれたので、後ろを振り返る。


その後ろには進がいたんだ。