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そして私は夢をみた。
私から進がどんどん離れていく夢を。
けど、ずっと話し相手になった進が離れていくなんてない。
けど何故か私の頬には、涙が泡のように零れ落ちている。
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「....み七海!!!」
「ん〜っ??」
「早く起きろよ!って何泣いてんだよ」
あっ進だ。
やっぱり私から離れることなんてないんだよ。
そう思うと涙が大量なこぼれていった。
「おっっい!!どうしたんだよ!」
「はっ!!ごっめん。」
「何があったか、わかんないけど...ほら、ハンカチ」
「進もハンカチ持つんだ(笑)」
進が意外だったから、口に出してしまった。
「てめぇー貸さないぞ」
「うそうそ、ありがと」
やっぱり進が離れるなんてありえないよ。
進がいてくれるだけで、私は涙が止まる。
その時点で笑顔になれるんだ。