1時間目は、初めっから社会。
先生は昔の話しかしないから、私は外の風を髪になびかせながら寝ようと思った。
「おい。寝んじゃねーよ」
寝ようと思ったら進が私の隣から声をだして、いいだす。
「別にいいじゃん。」
「俺より先に寝るなんて許さない」
「それは自分が寝たいだけじゃん」
そう言うと進は私に言う言葉がなくなったのか、無視して寝てしまった。
私もこっそり左手にシャーペンを持ち、やってるふりをしながら深い眠りに入ったんだ。
これが間違えだったのか...
私の壁を阻止したのは。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…