「……久しぶり」
秀ちゃんは小学生の頃まで隣に住んでいたお兄さんだった。
あたしよりも4つ年上で小学3年生頃には県外の全寮制の中学校に進んでしまってそれ以来会っていなかった。
「企業説明会で見かけたんだ。美咲を」
「ほんと……?」
「変わってないからすぐわかったよ」
小学生の頃から変わってないと言われてもなんだか複雑だ。
「でも、どうしてFacebook……」
「事故る前に見たんだ。美咲がフォローしたのを。で、メッセージ送りたいなって思った。その願望が強かったのかな……」
不思議なことでしかないけど、でも彼が言うならきっとそうなんだと思う。
「秀ちゃんのメッセージにすごい励まされたよ」
「俺も。美咲が受かったのにこのまま死んでたまるかって……美咲と一緒に働きたいって強く思ったら、こっちに戻ってきてた」
秀ちゃんのことばはすごく嬉しかった。
一緒に働いたいと思ってもらえることが今のあたしには嬉しい言葉だから。
秀ちゃんは小学生の頃まで隣に住んでいたお兄さんだった。
あたしよりも4つ年上で小学3年生頃には県外の全寮制の中学校に進んでしまってそれ以来会っていなかった。
「企業説明会で見かけたんだ。美咲を」
「ほんと……?」
「変わってないからすぐわかったよ」
小学生の頃から変わってないと言われてもなんだか複雑だ。
「でも、どうしてFacebook……」
「事故る前に見たんだ。美咲がフォローしたのを。で、メッセージ送りたいなって思った。その願望が強かったのかな……」
不思議なことでしかないけど、でも彼が言うならきっとそうなんだと思う。
「秀ちゃんのメッセージにすごい励まされたよ」
「俺も。美咲が受かったのにこのまま死んでたまるかって……美咲と一緒に働きたいって強く思ったら、こっちに戻ってきてた」
秀ちゃんのことばはすごく嬉しかった。
一緒に働いたいと思ってもらえることが今のあたしには嬉しい言葉だから。