ファンタジー
完
ヒフキノ/著

- 作品番号
- 1559227
- 最終更新
- 2019/08/12
- 総文字数
- 11,428
- ページ数
- 15ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 934
- いいね数
- 1
自分の個性を持続しつつ新社会人になる決意の気持ちを込めて、高校の卒業文集に綴ったお話を思いだし思いだし、書きました。
能天気でわんぱくでクラスで人気者時代の小学生。
上には上がいると知らされた中学時代。
かしこ学校に受かったために自分自身を見失っていた高校時代。
私は透明人間のように息を殺して生きて来た。
新社会人になるにあたり、このままではいけない。
今の透明人間のような自分を殺し、新しい自分に生まれ変わらなければ。
という思いで卒業文集に書いたのだが、母には怒られた。
新しい旅立ちの時に縁起悪いと。
だが、しゃべったことのないクラスメイトから、面白かったと耳打ちされた時には、何だか嬉しかった。
果たして私は現在、自分の殻を破り、透明人間から脱皮出来たのか。
引っ込み思案の貴方に、これではいけないと思っている貴女に、
私の卒業文集をお贈りいたします。
能天気でわんぱくでクラスで人気者時代の小学生。
上には上がいると知らされた中学時代。
かしこ学校に受かったために自分自身を見失っていた高校時代。
私は透明人間のように息を殺して生きて来た。
新社会人になるにあたり、このままではいけない。
今の透明人間のような自分を殺し、新しい自分に生まれ変わらなければ。
という思いで卒業文集に書いたのだが、母には怒られた。
新しい旅立ちの時に縁起悪いと。
だが、しゃべったことのないクラスメイトから、面白かったと耳打ちされた時には、何だか嬉しかった。
果たして私は現在、自分の殻を破り、透明人間から脱皮出来たのか。
引っ込み思案の貴方に、これではいけないと思っている貴女に、
私の卒業文集をお贈りいたします。
- あらすじ
- ある朝俺は透明人間になっていた。
俺の自慢は、幼稚園から高校までの無遅刻無欠席。
今日は、高校生活最後の授業。
完全出席を目指し、俺は学校へ向かった。透明人間のまま……。