出会い。
私は櫻木沙羅(さくらぎ さら)。都内の進学校に通う高校3年生。
私は今、歩道橋の上で下を眺めている。
「おい。待て、早まるな!」
沙羅「はい?私、ですか?」
「そうだよ。死ぬなんてやめろよ。」
沙羅「死のうなんて思ってないですよ?」
「まじ?それごめんなさい。」
沙羅「あはは。面白い人。」
「あっ!俺は、永瀬輝(ながせひかる)。よろしく。」
沙羅「私は、櫻木沙羅です。」
輝「聖蘭高校3年だ。櫻木は?」
沙羅「えっ?私も、、聖蘭の3年だけど、、あなたのこと知らないわよ?」
輝「明日から転入するんだ。よろしくな。」
沙羅「そうなのね。よろしくね。」
これが私と輝の出会いだった。