「なに?大丈夫はると・・・」

俺は何が何だかわからなくなり結愛を抱きしめた。

「結愛、結愛、結愛、起きてくれた・・・」

気づいたら涙がでて止まらなかった。

「どうして・・・泣くの?苦しいよ、陽翔(笑)」

結愛の笑顔が、結愛の声が

「7年も待ったぞ、俺は。」

そう言って結愛にキスをした。

「そんなに眠ってたの・・・?」

「あぁ。俺もう医者だよ。結愛の担当医になったよ。」