ファミリアはそんな毎日にケジメをつけようとシンと二人で話すことに。
ファミリアは隣に座っているシンを見た。
改めて見ると、シンは本当に不思議だ。
光を通すキラキラとした綺麗な緑の髪、
光の加減によって色が変わる眼。
ファミリアが今まで出会ったことのない容姿をしている。
こんなに綺麗なのは噂でも聞いたことがない。
そしてそんな綺麗な色が副産物であるかと思うような端正な顔立ち。
凛とした顔立ちながらも優しさも感じ、
ふとした瞬間のあどけなさの残る可愛い笑顔。
本当に綺麗だ。
そんなことを思いながらファミリアはシンを見つめ続けていた。
すると、シンの顔がだんだんと頬も耳も真っ赤になり、少し困り気味の顔へ。
そんな顔にファミリアは胸をときめかせる他なかった。
ファミリアは、自分の気持ちを再確認し、本題へと進めた。